映画『ぼけますから、よろしくお願いします』について

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アルツハイマー症の記録・・

『ぼけますから、よろしくお願いします』

『ぼけますから、よろしくお願いします』

見てきました。たまたま映画のサイトを発見し、源川アンテナがすぐ反応。ちょうど電話番も明けたので速攻で出かけました。

ある女性の映像作家さんが、広島県呉市在住の老老介護の両親を追ったドキュメンタリーです。

フジテレビの情報番組『Mr.サンデー』でもやっていたので、知っている方も多いのではないでしょうか?

紛れもない現実

生々しい映像もありますので、鑑賞にはやや勇気がいるかもしれませんが、でもあれが生きていくという事ですし、まぎれもない現実です。むしろ隠す方がおかしい。

こういった事例は日本じゅう、いや世界中にいくらでもあるのでしょうね。

体が思い通りに動かない焦燥感と、自分が必要とされていない(そんな事ないのですが)と思い込んでしまう孤独感が、お母さんを襲います。

元気だった頃は仕事に家事に趣味になんでもできるスーパーお母さんだっただけに、悔しさは一層大きかったようです。モノに当たり散らし、娘にも雑言を浴びせます。

そんなお母さんを90歳も超えたお父さんが介護しようとするお話ですが、特段何が起こることもなく、淡々と日常が描かれます。

映像に残す大切さ

見て真っ先に思ったのは、映像に残す大切さ。
データさえあれば、後で懐かしむことも検証することもできます。何もなければ・・何一つできません。
私の父は映像も音声も比較的残っているのですが、30年以上前に亡くなった母のは、写真はかろうじてありますが、声も映像も残っていません。もう思い出の中にしかいません。

鉄人のように思っていたわが父も、最期は枯れてしまいましたからね・・・歳をとるって覚悟が要ります。

カメラも音声もいくらでも残せる現代にあっては、何かしら撮っておくことを勧めます。撮りたくなければ別に良いですが。。でも

「後で撮ればいいや」

は無しです。今、その瞬間しかない。

後なんかないのです。この映画はまさにそれを実証してくれます。

順次、全国ロードショー

いま都内何箇所かでやっていますが、順次全国を回るようです。親が元気な方は、見ておくことを勧めます。ヘルパーさんの存在が心強く思えますよ。

良い映画に2018年末、出会えてよかった。

『ぼけますから、よろしくお願いします』公式HP

http://www.bokemasu.com/