映画『ゆずりは』の話

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映画「ゆずりは」(加門幾生監督)を観ました。
 
以前に作られた「おくりびと」や「おみおくり」などは納棺師が主人公だったのに対し、こちらは私ども葬儀屋を主軸に作られています。
主役のコロッケはモノマネの要素を一切排し、本名の「滝川広志」として好演しています。
 
司会のフレーズやその行動はとても勉強になりました。映画なので「そんなことあるか〜?」という場面もあるにはありますが、作りは至ってストレート。
新入社員の若者の感性に触発されて、心を動かされる主人公を丁寧に描いています。
 
映画のなかで語られる“ゆずりは”の話がとても良いです。私もこういった例え話も葬儀の合間合間にお客様に披露していけたらと思います。
すべての人にとは言いません。お一人にでも心に響けば良いです。全員から100点いただくなんてどだい無理なのです(葬儀屋は皆こういうことを言うでしょうが)。私は75点で良い。でもある方(できれば喪主様)からは120点を貰える、そんな葬儀を目指します。
 
『寄り添う葬儀』とは何かを常に模索しておりますので、そのヒントをもらえた映画でした。あまり大々的には公開されていないようですが、葬祭関係者にはぜひ観て欲しいです。