誰も書かなかった葬儀のお話・・『悪天候でのお迎え』編

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台風12号が日本列島に近づいています。接近地域の方は怠らず警戒しましょう。
 
私は台風のなかでの通夜や出棺は記憶上ないのですが、雪の日でのお迎え(既に亡くなった方を病院や施設などへ迎えに行くこと)は何度もあります。
 
その時は雪の予報が出ていましたし、私の車がノーマルタイヤだったので自走運転を断念。寝台車に迎えにきてもらい、一緒に病院まで行きました。ご自宅へお送りした時点で寝台車には戻ってもらい、前机などを設置して今後の打ち合わせをご家族と行ないました。その間、ずっと雪がチラチラ。1センチほどの雪の上を電車で帰りました。こんな雪でもこちらでも大混乱なのです。JRは遅れが出ていましたが、京浜急行は動いていました。比較的京急は災害には強い印象が私にはあります。
 
またある時は、病院でご家族を待っているあいだに雪が降り始めました。お母さんの到着が遅れたため、故人を送り出すのに少々時間がかかりました。ご自宅は坂の上・・
私の車のスタッドレスタイヤがなんとか登り切り、無事ご家族と故人さまを送り届けることが出来ました。焦りは禁物です。ギヤを落としてゆっくり登ることに務めました。
 
葬儀でもイベントでも、天気ばかりはどうしようもありません。その日のために準備をしてきてますから
「天気が悪いから日程を延ばそう」
と、簡単にはいかないのです。雨のなか出棺しているご葬家を見かけると、心が締め付けられます。
 
そう言う意味では、私は結講“葬儀晴れ男”かも知れません。朝から雨でも出棺時だけは晴れたり、葬儀後にご家族が家に着いてから雨が降り出したりします。お通夜は雨でも葬儀では晴れたります。
 
その時は帰って仏壇の両親にそっと手を合わせます。愚息の仕事だから、せめて雨くらい避けてやろうと思ってくれたのかもしれませんね笑。