誰も書かなかった葬儀のお話 『台風の中、父帰宅』・・編

20170914104343
台風24号、すごかったですね〜
新幹線は無論のこと、関東の在来線も大事を取ってほぼ止まりました。
野外イベントも軒並み中止、屋内でのコンサートも観客の帰りの足を考えて、中止になったものも多かったようです。
 
そんな中、葬儀が二件入りました。一件は他社へ行きましたが(涙)もう一件は受注となり、まさに“地獄から天国”の気持ちでした。
亡くなったのは70近くのお父さん。指定の病院へ行き、まずはお話から始めます。お父さんがその年齢なので、お子さんたちも私よりも若いです。奥様の願いは
「主人を一旦家に帰らせたい」
でした。
最近は亡くなってもなかなか家に帰りません。
「家が狭い」「寝かせる場所がない」
「マンションなのであげられない」
「周りに見られたくない」
・・諸々の理由で、自宅以外のご安置施設へご移動となります。
 
久しぶりに出会った“帰らせたい”と望むお客様です。
私は自分の車があったので、一足先にご自宅へ出向き、帰られた時のシュミレーションをしました。建物を見ればだいたいイメージ出来ます。エレベーターはありましたが、奥の扉を開けるカギが無い。管理人さんに言っておけばカギを借りれたり開けてもらえるのですが、台風の夕方で不在でした。
マンションの三階でしたが、男手があれば階段で上げられると判断。家の方にも手伝ってもらい、お父さんを担架のまま担いで、無事帰宅することができました。私はご家族が故人のために、汗を流したり手伝うことは良いことだと思っています。『最後の家族孝行』なので、手伝ってもらえる時は思いきりやっていただきます。奥様もひと安心という感じでした。
ちょうど雨も小康状態で良かったです。
 
今後とも誠心誠意お手伝いしたいと思います。
 
『楽しきと思うが 楽しき本(もと)なり』
(松平定信)
“幸せも不幸も考え方一つだ。どのような境遇にあっても、そこに楽しみを見つければ、幸福になれるのである”
 
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