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葬儀アクシデント・・もうこれだけで本が一冊書けちゃうくらいあります(涙)。
葬儀とアクシデントは切っても切り放せません。第一、人が亡くなること自体アクシデントですから。その日に亡くなる、とは誰一人知りません。どんな不測の事態にも備える、というのが私の考える葬儀屋のスタンスです。
 
私の葬儀経験の中で一番衝撃的だったのは、読経中にお寺様が座る曲彔(キョクロク=法会用の椅子)が壊れたことです。式場後方で立っていると、いきなりお寺様の姿が消えたので駆付けてみると、曲彔の脚の部分が割れてしまい、お寺様が床上に鎮座!しておられました。幸いお怪我は無く、すぐに代理の椅子を用意して葬儀は続けられました。式場は多少ざわつきましたが、すぐ平静を取り戻しました。
この出来事は私の考えを一新させました。「こういうことがあるんだ」と考えさせられた一件でした。
 
雪の日はトラブル続出です。雪で思い出すのは、喪主様が雪の影響で式場に到着出来なかったこと。結局喪主様不在で式を行い、喪主様は火葬場に直接来ていただいて、無事合流することが出来ました。泣く子と雪には敵いません(涙)
その日は都内でもかなりの積雪量で、私は式そっちのけで雪かきです。出棺時にスムーズに車両が出られるよう、ひたすら道路の雪かき作業。大通りに出られれば轍が出来ているので、それまでの雪かきに大汗をかきました。
開式前にすでに霊柩車が到着していたことにもプロ根性を感じましたね。マイクロバスの運転手さんはタイヤチェーンの点検に余念がありません。
 
通夜中に停電が起きたこともありました。テント屋さんが発電機を持っていたので、そちらから電気をもらい、表の電気は復旧。室内も使わない電気はすべて落として、なんとか切り抜けました。これぞまさに“お通夜”です。
自宅でお通夜をする場合、どの部屋も明かりを点け、エアコンや電気カーペット全開で電気ポット使用、そこに電子レンジなど使ったらまずアウトです。電気はなるべく最小限、ポットとレンジの同時使用は止めて下さいと私は提言します。
 
・・とまあ、出てくる出てくる。恥ずかしい話も出てきかねないので、今回はこの辺で止めておきましょうか(汗)。
 
アクシデントは起こると考えてよいです。しかしいかに対応して処理するか・・ここに集約されるでしょう。つまりは対応力が試されるのです。
すべてが経験となり、私の肉となり血となった貴重な出来事たちでした。
*友引毎に更新